ホールについて
祈りの響くホール
ルーテル教会はJ.S.バッハ、メンデルスゾーン、ブラームスなど著名な作曲家が属した、音楽とのゆかりの深い教会です。
当ホールは、そのようなルーテル教会が心を込めて提供する、本格的音楽ホールです。
残響音1.45秒の音響の良さに加え、教会として人々が喜び悲しみを込めて捧げる祈りを包み込んできた厳かな雰囲気が、みなさまを音楽の感動にいざなうことでしょう。
スタインウェイD-274、スタインウェイC-227、ベーゼンドルファー225の3台のピアノ、著名な制作者の手による
チェンバロとオルガンといった、ホールにふさわしく厳選された楽器たちが、さまざまな音楽をお手伝いします。
ステージは、小規模なオーケストラを収容するに十分な広さを持ち、教会での礼拝時には聖壇として用いられるため
客席との距離感・一体感のバランスが絶妙です。
近年増加している同時配信や録音・録画に備え、各種録音機器や高速通信回線(NURO)を備え付けております。
ご自身の機器をお持ち込んでのご使用も可能です。
空間に満ちる祈りの響きを、感じてください。
アーティストの声
髙橋望 様 ピアノペーター・レーゼル氏に師事、バッハのゴルトベルク変奏曲をライフワークとし毎年同曲のリサイタルを開催する。当ホールでの使用ピアノはBösendorfer 225。
耳をそば立てて聴いていただきたい繊細なニュアンスが、お客様に届くホールです。どんなにppに落として、ささやくように弾いても。お客様も、思わず耳に手を当てるような、惹き込まれるような聴き方をされ、一体感が生まれます。ピアノの前に座った時にパイプオルガンが目に入り、敬虔な心持ちでの演奏になる雰囲気もいいですね。
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毎年同曲のリサイタルを開催する。当ホールでの使用ピアノはBösendorfer 225。
渡邉玲雄 様 コントラバス東京藝大卒、同大学院及びヴュルツブルク音大マイスタークラス修了。
バイエルン国立歌劇場オーケストラアカデミー、新日本フィル首席を経て、現在愛知県立芸術大学准教授。
ヨーロッパの石造のホールのような、日本離れした残響の心地よさがあります。コントラバスのソロ奏法で使う柔らかな音色でも、楽器の響きを尊重したピュアな反響がきます。また、舞台で演奏していて集中しやすいホールです。教会独特の客席中央に通路が伸びる配置や、お客様と目が合う時の目線の高さ、柔らかめの照明などが、ちょうどいい。
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バイエルン国立歌劇場オーケストラアカデミー、新日本フィル首席を経て、現在愛知県立芸術大学准教授。
坂井田真実子 様 ソプラノ二期会会員。国指定難病 視神経脊髄炎を発症し一時は下半身不随となるも、病症や後遺症と共存しつつステージに復活し、「奇跡のソプラノ」と呼ばれる。
リサイタルからオーケストラでのソロまでどんな編成でも、どの言語で歌っても、言葉が、子音も母音も、客席にお客様が座ったときクリアに伝わるホールです。それから、舞台に出た時の風景が素敵。歌は360°全方向に響かせるものですが、広い舞台、背面の大理石とオルガン、頭上の十字架、近くで温かく迎えてくださるお客様、みんなとても素敵です!
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病症や後遺症と共存しつつステージに復活し、「奇跡のソプラノ」と呼ばれる。
楽屋紹介
舞台袖にある4名程度でご利用いただける楽屋です。
出入口が二重扉になっており、アップライトピアノも常設されているため、指ならしや軽めの音出しをしていただけます。